恥ずかしがり屋の性格は幼少期に原因がある

不安・緊張・恐怖の解消

恥ずかしがり屋の人は小さい時から恥ずかしがり屋、シャイだったのではないでしょうか?

大人になって、急に恥ずかしがり屋になったというのは考えられません。

恥ずかしがり屋というのは、言い換えると恥をかくことを恐れている状態です。

羞恥の部分が大きいです。

どうして、そのようになってしまったのか?

それは幼少期の人格形成が大きく関係しています。

親の影響

子供の時というのは親の庇護のもとにあります。

なので、親から受ける影響はとても大きいものとなります。

親があなたに対して過保護であったり、何をするにしても否定をするまたは怒る、親が人との交流をあまり好まない、親が恥をかくことを極端に恐れていたりする、これらのいずれかがあるとその子供にも影響してきます。

親が過保護であると、子供の無意識というのは自分は何も出来ない存在なんだと思うことになります。

子供が何かをやろうとしているのに、親が全部やってしまうということがあると思います。

そうすると子供はその感情を抱いたまま大人へとなっていき、大人になっても無意識では自分は何も出来ない存在と思っているので自信がない状態となってしまいます。

もちろん親は子供のことが可愛くて過保護になっているのかもしれませんが、結果としては子供の成長を止めることにもなります。

自信や自尊心の欠如が人前で恥をかくことに対して恐れることにつながります。

同様に親が子供に対して、否定的であったり意味もなく怒ったりすると子供は萎縮してしまいます。

子供に限らず人間は否定や拒絶を恐れるように出来ていますので、否定されないよう子供は親の顔色をうかがうようになります。

人の顔色をうかがってばかりいると、自分の意見ではなく、他人から自分がどう見られているかを気にするようになります。

自分の価値は自分が決めるものではなく他人が決めるものだと感じるようになります。

そうなると他人の目であったり、どう見られているかを気にするようになり

人目が怖くなったり、対人恐怖症になる場合があります。

親があまり人との交流を好まないのも子供に影響します。

子供は親の身の振り方を見て育っていきます。

親が他者とどうコミュニケーションをとっているかなどをみる機会がないと、子供は社会の中でどうコミュニケーションをとっていいかわかりません。

学ぶ機会がないとなかなかコミュニケーションスキルというのはつかないです。

それで他人とどう関わっていいかわからないというケースもあります。

大人になっても改善可能

大人になっても人からどう見られているのか気になる、緊張するというのは幼少期からの影響を大きく受けていると述べてきました。

その恥ずかしがり屋な自分を変えたいと思ったら、まずはそのままのあなたを受け入れることから始めていきましょう。

自分を受け入れることが出来ないため、恥をかくことを恐れたり、人前で何かをする時に極端に恐怖を感じることになっています。

周りの人にはよく見られたい、または完璧な状態の姿しか見せたくないと思っていたりしませんか?

もし、そういった思いがあるのならあなたは自分を受け入れることが出来ていません。

自分を大きく見せようと思うのは自信がないか自尊心が欠如したことを表しています。

自分を受け入れることができると、自信もつきますし自尊心は回復していきます。

自分を受け入れるには

あなたはこれまで生きてきて様々な経験をしてきたはずです。

悪いことばかりピックアップしているのかもしれませんが、良い事も沢山あったでしょう。

なので、たまには良いこと(ポジティブ)なことも思い出しましょう。

そのことを思い出しながら、

「自分は自分のままでいい」

と言ってみてください。

心の中で唱えるのもいいですが、実際に口に出した方が効果的です。

出来れば、毎日何回も言うことをオススメします。

こうすることにより、あなたの潜在意識はありのままのあなたを受け入れるようになっていきます。

非科学的と思うかもしれませんが、効果は高いです。

注意点ですがこれは成長しなくていいということではありません。

何かを学び、時には失敗をしながら成長することは前提となります。

あと、自分勝手に振る舞っていいというものでもないのでそこは注意してください。

これはあなたの自尊心を取り戻すことが目的となります。

本来、あなたは自尊心を持っていたのですが、親の影響や周りの環境から受けてきたこと、あなたの思い込みから自尊心が低くなった状態になっています。

それを回復させることが目的となります。

自信がついたり、自尊心が回復することにより恥をかくことを恐れることは減っていきます。

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