自分は性格が暗い、ネガティブ思考だと悩む方は多いと思います。
いつも悪い方にばかり考えてしまったり、人から嫌われたらどうしよう、変なやつだと思われたらどうしよう、あの人は私にこういうことを言ったから私のことを嫌っているに違いない。
そのような事柄ばかりに囚われてもどかしい思いをしていませんか?
あなたには色々な側面がある
自分はネガティブな性格だと感じているかもしれませんが、人間はネガティブなだけでは生きていくことが出来ません。
あなたにはもちろん、ネガティブな側面だけではなく、ポジティブな側面を持っています。
好きな人や仲が良い人、憧れの人に会ったり、あるいは自分が好きなことをしていたり、得意なことをしている時、リラックスしている時は明るい気持ちになっているのではないでしょうか。
自分はネガティブだと思い込んでいると、ポジティブな側面を持っていることを忘れてしまいます。
普段ある一定の感情や感覚、思考に囚われていると、どうしてもそればかり考えてしまい、思考のループを繰り返すようになります。
それは無意識である場合がほとんどなので、自分でも気づきません。
そうなると、自分は暗い人間だとかネガティブな人間だと思ってしまうわけです。
あとは人間関係が上手くいかないとネガティブな感情が出やすくなります。
初めての場所に行き、初めての人たちと話すことになったが、何を話していいかわからず居心地が悪くその場から逃げたくなる。
顔見知り程度の人とうまく会話ができない。
人目を恐れたり、あるいは人から嫌われることを恐れてしまう。
こういった感情を毎回感じていると自分はネガティブな性格であると思ってしまうのも無理はありません。
解決法としてはネガティブと感じる要因をポジティブな要因に変えてしまうことです。
例えば、新しい場所に行き、新しい人に会う場面では居心地が悪い→失敗
と捉えるのではなく
新しい環境に行き、初めての人にも会うことが出来た→成功
と考え方や捉え方を変えるのです。
他には会話が盛り上がらなかった→失敗
と捉えるのではなく
少しでも話すことができた→成功
人から嫌われることを恐れているのなら
たとえその人に嫌われようが、地球上には何十億人の人がいますし、日本だけでも1億人以上います。
他の人とコミュニケーションをとればいいということになります。
積極的にコミュニケーションをとる姿勢があればいくらでも気が合う人は見つけられます。
このように起きた物事はあなた次第でいくらでも捉え方を変えることができます。
ネガティブに捉えることも出来ますし、ポジティブに捉えることも出来ます。
選択肢はあなたの中にあり、どう選択するかは自由なのです。
普段、ネガティブばかりに考えてしまうとその思考回路が太くなり、ネガティブに考えやすくなってしまいます。
なので、ネガティブに考えてしまっているのなら一度立ち止まってみて、その物事をポジティブに変換できないか考えてみてください。
思考のクセに気づき、ポジティブに変換していくと今度はポジティブの回路が太くなり、物事をポジティブに考えられるようになります。
両方とも必要
ネガティブな感情を完全に消すことはできません。
なぜなら、ネガティブな感情も必要なものだからです。
例えば、将来に対してネガティブな感情や不安な感情を持つのは、その将来に対して何らかの対策や準備をするためにその感情が出たりします。
先々には危険が潜んでいると本能は感じてしまうので、あなたに対して警告の意味合いでネガティブ、不安が発動していると思ってください。
逆にポジティブだけでは、本当に危険なことが起こった際に痛手を喰らうことになります。
ネガティブ、ポジティブ両方があって初めてバランスが取れているとも言えます。
そのバランス感覚が大事です。