人には何気ない思考のパターンがあります。
それは無意識なことなのでなかなか自分の思考のクセに気づくことが出来ません。
嫌なことや落ち込むことがあった時、あなたはどのように考え、嫌な気分になり、落ち込むのでしょうか。
そのような場面では思考のパターンが決まっており、自動的に嫌な気分になり、落ち込みます。
パターン(反応)を変える
そのような状態になった時は冷静に自分自身を見つめることが大事です。
と言ってもなかなか自分が持っている思考のパターンに気づくことは難しいと思います。
そんな時は自分を俯瞰的に見ることが有効です。
・俯瞰的に見る
イメージとしては幽体離脱のような感じで、もう一人のあなたがあなたを離れ少し上の位置からあなたを見る感じです。
まるで他人を見るような感じで、なんか落ち込んでいるなとか嫌なことがあったんだなと観察してみます。
そうすることで視点を変えることができるので、意識も俯瞰的に観察できます。
落ち込んだ時にあなたはいつも同じようなパターンで落ち込んでいるはずです。しかし、そのパターンを変えると落ち込むことがなくなります。
・身体の姿勢を変えてみる
思考のパターンを変えるのは身体の姿勢を変えるだけでも変わります。
例えば、落ち込んでいる人やへこんでいる人はどのような姿勢をイメージするでしょうか?
おそらく、背中を丸めて顔は下を見て、俯いているような姿を想像すると思います。
次に自信がありエネルギーが溢れている人はどのような姿勢でしょうか?
自信がある人のイメージは背筋が伸びており、表情もイキイキしているような状態が想像できると思います。
落ち込んだ時に、背中を丸めて俯いていたのなら姿勢を変えてみてください。
落ち込んだ気分になってきたと思ったら、背筋を伸ばしてみる。
そうすると自然と前向きな気持ちになっていきます。背筋をピンと伸ばした状態で落ち込めと言っても落ち込むのが難しくなります。
これが身体からのアプローチになります。
身体からのアプローチからでも思考・反応は変えられます。
まとめ
自分の思考のクセというのはなかなか意識がしづらいものです。
落ち込みそうになりそうな時にこれまで説明したことを思い出してもらって、今ある自分のパターンから抜け出してください。
・自分を俯瞰的にみる
・身体の姿勢を変える
これらをするだけで、あなたの思考は変わっていきます。