不安の原因:カフェイン

不安・緊張・恐怖の解消

不安を常日頃から感じている場合、それはカフェインが原因かもしれません。

あなたはコーヒー、お茶をよく飲むでしょうか。私はコーヒーが好きなので毎日よく飲んでいました。コーヒーを飲むとなんだか脳が冴えたような気がして作業なども捗る感じがしますよね。

学生時代には勉強を始める前には気合を入れるため、コーヒーを飲んでいました。コーヒーを飲むとなんだか頑張れる気がするのですよね。

動悸がする

学生時代に授業を受けていると、なんだかソワソワするようないてもたってもいられない状況になったことがありました。何だか体が震えるし、手に汗もかいています。心臓がバクバクして今にもこの場で倒れるのではないかと恐怖を感じたことがあります。これはヤバいと思った私は頭を机に突っ伏して寝たふりをしていました。この状態でなんとか呼吸をしながら、その時間の授業を乗り越えました。

家に戻り、なぜそのような状態になったか私は考えました。その答えは朝にコーヒーを飲んだことが一連のパニック状態を生んだとわかりました。

これまでよくコーヒーを飲んでいて、そのような経験をしたことがなかったのでなぜ突然そのようなことが起きたのかはよくわかりません。

しかし、コーヒーに含まれているカフェインが原因でパニック状態が誘発された感じました。

興奮作用

カフェインには脳を興奮させる作用があります。眠気が覚めるのはその作用のおかげでもあります。脳がシャキッとしたような感覚になるので、なんだか元気になるような感じもします。

しかし、この元気になったような感覚は錯覚で、一種の元気の前借りだと感じます。

その時は元気になっても、時間が経てばどっと疲れが押し寄せてくる。元気がなくなったからまたコーヒーを飲もう!としてまた元気を出そうとする。

この繰り返しをしていると、疲れがどんどん蓄積していきます。カフェインが効いている状態のままだと夜に眠れなくなります。そして、睡眠不足になり、疲労が抜けなくなっていきます。

私はこのループにハマっていたので、きっと体がもう我慢をできなくなり、あのようなパニックが起こったのだと思います。

コーヒーやエナジードリンクなどは飲んだ時は元気が出ていい気分になりますが、飲みすぎたり、自分自身のカフェイン耐性が低かったりすると体の調子がおかしくなります。心拍数の上昇、吐き気、体の震え、発汗、呼吸困難、今にも意識を失うのではないかという恐怖など。

これはパニック発作にも似ています。

ですので、パニック障害をお持ちのかたはなるべくカフェインが含まれている飲料は控えたほうがいいと思います。パニック発作はもしかしたらカフェインを摂取したことが原因で起きている可能性があります。

代替品

パニック発作は怖いけど、やっぱりコーヒーは飲みたいというかたは多いと思います。その時はカフェインレスコーヒーを飲みましょう。デカフェともいいます。

これはカフェインの物質を抜いたコーヒーになります。以前まではカフェインレスコーヒーはあまり見かけませんでしたが、現在では簡単に手に入るようになりました。

カフェインレスの豆やインスタントコーヒー、スターバックスなどのカフェでもデカフェが売っています。外出先でもカフェインレスのコーヒーを飲めるのであれば、不安になることもなく安心ですよね。

味も改良されて、本物のコーヒーに近い味になっているので美味しく飲むことができます。

コーヒー以外にも緑茶や紅茶にもカフェインレスなものがあるので、お茶が好きな人でもカフェインレスを楽しむことができます。

それでも飲みたい場合

それでもたまには本物のコーヒーを飲みたくなる時があると思います。

その時はなるべく1日の早い時間に飲むようにしましょう。遅くとも午後の3時くらいまでです。

早い時間であればカフェインの持続時間はそこまで長くはないので夜にはもう抜けているでしょう。夜にもしっかり睡眠をとることができます。

睡眠は非常に大事です。メンタルを崩す人は大抵、睡眠が乱れています。ですので質が良い睡眠を取れるようカフェイン摂取には気をつけましょう。

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