タバコを吸いながら一服する。ちょっとした至福のひとときになるかと思います。
仕事の合間に吸えば次の仕事もなんだか頑張れそうな気がします。
映画でかっこいい俳優さんが吸っていれば、なんだかこちらも吸いたくなってきてしまいます。
しかしタバコは害がとても多いです。
この記事ではタバコのやめ方を解説していきます。
習慣を変える
結論から。タバコを辞めるには習慣を変えるといいです。
今のタバコを吸っている状態から吸わない状態に移行することです。
タバコを吸っている時間を他の時間に変える。
手軽なものだと、ガムを噛むことがあります。
タバコは口にくわえることなので口唇欲求を満たすために行なっている行為とも言えます。
なのでタバコを口にくわえる代わりに何かを食べたり噛んだりすることがいいでしょう。
ガムを噛めば口の寂しさを紛らわすことが出来ます。
食欲を満たすのもいいです。
甘いものが好きな人であれば、甘いものを食べて欲求を満たす。
辛いものや刺激があるものが好きな人はそういったものを食べて満たす。
タバコで満たしていた欲求を別のもので満たせば良いということになります。
あとはタバコを吸わないと落ち着かない状態になると思いますので、体を動かすのもいいです。
ランニングしたり筋トレをする。
運動をすると健康に気を使いますので、タバコを吸いたい気持ちがなくなっていきます。
悪い習慣から抜け出すことが出来ない
タバコを吸い続ける一番の理由は吸い続けてきた習慣からニコチン中毒になってしまっているのが一番の原因だと思われます。
タバコを吸って数時間も経つと体に吸い込まれたニコチンがなくなっていきます。そうなると、気分が落ち着かなくなり、また吸いたくなりタバコを吸います。
この習慣のループを抜け出すことが出来なく、タバコを辞めることが出来ないという状況に陥ります。
惰性的にタバコを吸い続けているというのも多いのではないでしょうか。
何かしらのメリットがあるから吸っている
タバコを吸うことにより、何かしらのメリットがあるため吸っているということもあります。
・タバコを吸うとリラックスできる
タバコを吸うとなんだかリラックスするような感じがします。
しかし、それは本当にはリラックスをしていません。
なぜならニコチン中毒になっているため、タバコを吸ってニコチンが充足され満足した気分になっただけとなります。
なので、見かけだけのリラックスになります。
・タバコを吸っている人と仲良くなることができる
タバコを吸う人はよく喫煙所で人と仲良くなることができると言います。
これは、人というのは共通性があるとコミュニケーションがとりやすいという要因があります。
タバコを吸う者同士という共通性があるため、仲間意識ができ、話しやすくなっているのでしょう。
しかし、タバコを吸わなくても人とコミュニケーションをとることや仲良くなることはもちろん出来ます。
他のことで共通点を探せばいいだけですからね。
話はそれますが、人は共通点が多いほどその人に対して好感を持ちます。また共通点がなくてもその人が話すことに対して共感するとコミュニケーションはスムーズになります。
メリットとデメリットを天秤にかける
タバコを吸うことによるデメリットは多くあります。
1番は健康に良くないということではないでしょうか。
まずタバコを吸い続けるということは、燃やした煙を吸い続けるということなので肺が真っ黒になります。
ある動画で法医学者のかたが言っていたのですが、人の体を解剖すると、タバコを吸っていた人は本当に肺が真っ黒だったようです。
肺の機能がダメになってしまうと呼吸困難になります。
想像しただけで苦しそうですよね。
呼吸は心身の健康に大きな影響を及ぼすので、呼吸困難になりたくなければタバコは辞めたほうがいいです。
タバコは肺に大きなダメージを与えると言いましたが、臓器は単独で機能しているわけではありません。
肺はいろんな臓器と連携し合っています。
なので、肺のダメージが他の臓器や脳に影響を及ぼすことが考えられます。
身体の内側、臓器が衰えていけばあらゆる危険性が考えられます。
最終的には健康に行き着きます。
健康でなければ何も出来ません。
例えお金があったとしてもです。
健康をおろそかにする人は多いですが、お金よりも健康を大事にしましょう。
もちろん、お金も大事です。
しかし、まずは健康です。
まとめ
タバコをやめるにはタバコを吸っている習慣を他の習慣に変えるといいです。
そのためにはタバコを吸っていることによるメリットがあることを考えてみる。
そして、メリットがない、吸うことにより害があると判断するのならばやめたほうがいいです。
あとは思い立った時がやめ時になるので、きっぱり決断していきましょう。